コペンハーゲンのデザインイベント 「3 days of design」【イベントレポート #1】

June 23, 2022

コペンハーゲンで年に一度開催のデザインイベント 「3 days of design」

2022年は6月15日~17日の3日間の開催となりました。

この「3 Days of Design (スリー デイズ オブ デザイン)」では
コペンハーゲン市内の200以上のギャラリーやショールーム、ショップ等で展示やトークイベントが開催されます。

このデザイン愛好家が集まる一大イベントの話題になったイベントをご紹介します。

COKUのオーナーも現地へ。様々な展示が目白押しの3日間。

3 days of designでは、家具、照明、インテリアをはじめとする
ライフスタイルデザインの分野で注目される国際的なブランドの厳選されたセレクションが公開されます。

街は活況。


イタリアだけでなくデンマークのインテリアデザイン業界も
より大きなマーケットを求めて凌ぎを削っています。

時代を超えて愛され続けるデザイン。Fredericia (フレデリシア)社

コペンハーゲンの、Fredericia Furnitureへ。


3代目オーナーによる「J39」についてのトークイベントと
素晴らしいパーティが催されました。

デンマークで歴史的に最も愛された椅子。

その素朴で質実なデザインは、時代や文化を超えたデザインとして
世界中の家庭やレストラン、学校などの教育施設で愛用されています。

J39はモーエンセンの師でもあり「デンマーク近代家具の父」と称された、
Kaare Klint (コーア・クリント)のChurch Chair (チャーチチェア)をリデザインしたもので、

チャーチチェアと比べると、座り心地が良くなっています。

また「簡素なことを美徳とし、有用性のなかに美が宿る」という考えをもつ
アメリカのシェーカー家具をモデルにしています。

良質で座り心地が良く、リーズナブルで丈夫な椅子な J39は
デンマークデザインの発展に大きな影響を残しました。



家具は人々を幸せにするということを信じて、
祖国を愛し、人々を愛し、暮らしを大切にしたモーエンセンの思い が感じられる内容でした。


トークイベントの後には、Fredericia社屋のルーフトップで
レセプションパーティーが開かれました。

SDGS大国のデンマークでは、二酸化炭素の温室効果ガス削減のため、あまり牛は食べません。

多くの家具のハイブランドのレセプションにいきましたが、
ビーガンやヴェジタリアンの方々も楽しめるようケータリングは野菜主体の多国籍料理でした。

海外からのバイヤーを歓迎してくれてるのがわかります。


音楽と来場者の会話で賑わう会場は

他国からのバイヤーとの交流もあり、
インターナショナル企業らしい素敵なパーティでした。

▽3days of design 公式

https://www.3daysofdesign.dk/exhibitors/fredericia

▽Fredericia 商品一覧

https://www.coku-japan.com/brands/fredericia

▽J39

https://www.coku-japan.com/category/j39

COKUは、Fredericia社の製品の正規代理販売店です。


モーエンセンのJ39、Spanish Chair (スパニッシュチェア)をはじめとする名作家具のほか、
クラシックで後世にも愛され続ける逸品を幅広くお取り扱いしております。

お気軽にご相談くださいませ。

▽Fredericia 商品一覧

https://www.coku-japan.com/brands/fredericia

▽J39

https://www.coku-japan.com/category/j39